蕨商工会議所は埼玉県蕨市の中小、小規模企業の経営支援(金融、労務、税務、情報化等)や簿記検定試験等を実施している経済団体です。

蕨商工会議所

文字サイズ変更

簿記検定概要

簿記とは

規模や業種、業態を問わず、全ての会社は商法等のルールに則って帳簿をつけ、財務諸表等を作成します。
この帳簿のつけ方を理解し、そこに表れる数字の意味を理解することは、全てのビジネスパーソンにとって基礎技能であり、情報公開のすすむ今日にあって、ますます必要とされる能力でしょう。
簿記検定試験は、この帳簿を正しく記入する、あるいは帳簿の数字を読み取る能力を試す試験です。

各級のレベル一覧表

レベル
◆1 級 税理士、公認会計士などの国家試験の登竜門。
1級に合格すると、税理士試験の受験資格が得られる。
大学程度の商業簿記、工業簿記、原価計算並びに会計学を修得し、財務諸表規則や企業会計に関する法規を理解し、経営管理や経営分析ができる。
◆2 級 高校程度の商業簿記および工業簿記(初歩的な原価計算を含む)を修得している。
財務諸表を読む力がつき、企業の経営状況を把握できる。相手の経営状況もわかるので、株式会社の経営管理に役立つ。
◆3 級 財務担当者に必須の基本知識が身につき、商店、中小企業の経理事務に役立つ。
経理関連書類の読み取りができ、取引先企業の経営状況を数字から理解できるようになる。
営業、管理部門に必要な知識として評価する企業が増えている。

試験内容

試験科目 制限時間 合格基準
1級 商業簿記
会計学
工業簿記
原価計算
3時間 70%以上
(ただし、1科目ごとの得点は40%以上)
2級 商業簿記
工業簿記

1時間30分

 

 

1時間

70%以上
3級 商業簿記

 

注意事項

  • 問題に指示がある場合を除き、赤字で解答を書く必要はありません。
  • <筆記用具>
    筆記用具は、HBまたはBの黒鉛筆、シャープペン、消しゴムに限ります(ラインマーカーや色鉛筆、定規等の使用は認めません)。
  • <計算器具>
    計算器具(そろばん、電卓)を使用しても構いません。ただし、電卓は、計算機能のみのものに限り、以下の機能があるものは持ち込みできません。
    • 印刷(出力)機能
    • メロディー(音の出る)機能、
    • プログラム機能(例:関数電卓等の多機能な電卓、売価計算・原価計算等の公式の記憶機能がある電卓)
    • 辞書機能(文字入力を含む)

      受験料の返還

      一度申し込まれた受験料の返還および試験日の延期・変更は認められません。

      入場許可

      試験会場には所定の申込手続きを完了した受験者本人のみ入場を許可します。

      遅刻

      試験会場への来場は時間厳守としてください。

      本人確認

      受験に際しては、身分証明書を携帯してください。

      試験中の禁止事項

      次に該当する受験者は失格とし、試験途中で受験をお断りするとともに、今後も受験をお断りするなどの対応を取らせていただきます。

      • 試験委員の指示に従わない者
      • 試験中に、助言を与えたり、受けたりする者
      • 試験問題等を複写する者
      • 答案用紙を持ち出す者
      • 本人の代わりに試験を受けようとする者、または受けた者
      • 他の受験者に対する迷惑行為を行う者
      • 暴力行為や器物破損など試験に対する妨害行為におよぶ者
      • その他の不正行為を行う者

      飲食、喫煙

      試験中の飲食、喫煙はできません。

      情報端末の使用禁止

      試験中は、携帯電話や腕時計型情報端末等、外部との通信が可能な機器の使用を一切禁止します。

      試験後の禁止事項

      試験問題を含め、試験に関して知りえた情報全般の複製、外部への開示、漏洩(ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)をはじめインターネット等への掲載を含む)を一切禁じます。試験後にこれらの行為を行ったことが発覚した場合、当該受験者は失格または合格を取消、今後の受験をお断りするなどの対応を取らせていただきます。

      試験施行後に不正が発覚した場合の措置

      試験の施行後、不正が発覚した場合、当該受験者は失格または合格を取り消し、今後の受験をお断りするなどの対応を取らせていただきます。

      試験内容、採点に関する質問

      試験問題の内容および採点内容、採点基準・方法についてのご質問には、一切回答できません。

      答案の公開、返却

      受験者本人からの求めでも、答案の公開、返却には一切応じられません。

      合格証書の再発行

      合格証書の再発行はできません。

      試験が施行されなかった場合の措置

      台風、地震、洪水、津波等の自然災害または火災、停電、システム上の障害、その他不可抗力による事故等の発生により、やむをえず試験が中止された場合は、当該受験者に受験料の返還等対応いたします。ただし、中止にともなう受験者の不便、費用、その他の個人的損害については何ら責任を負いません。

      答案の採点ができなかった場合の措置

      台風、地震、洪水、津波等の自然災害または火災、盗難、システム上の障害等により、答案が喪失、焼失、紛失し採点できなくなった場合は、当該受験者に受験料の返還等対応いたします。ただし、これにともなう受験者の不便、費用、その他の個人的損害については何ら責任を負いません。

      試験会場での感染防止

      • 試験当日、試験会場へ向かう前に検温を行い、発熱(37.5度以上)や咳等の症状がある場合は、受験会場への来場をお控えください。
      • 下記に該当する場合は、受験をお断りする場合があります。

      ○発熱(37.5度以上)や咳等の症状がある場合

      ○過去2週間以内に、新型コロナウイルス感染症陽性と診断された者との濃厚接触がある場合

      ○過去2週間以内に、同居している者に感染が疑われた場合

      ○過去2週間以内に、感染が引き続き拡大している国や地域への訪問歴がある場合、また、そのような者と
      の濃厚接触がある場合

      • 本人確認など試験委員が指示した場合を除き、試験会場および周辺地域では、マスクを着用してください。
      • 試験会場への入退出の際、入口で手指の消毒を行ってください。
      • 休憩時間や昼食時等における他者との接触、会話は極力お控えください。
      • 試験教室内の換気を目的に、試験中に窓や扉の開放等を行うことがあります。それに伴う音等の影響について予めご了承いただきますと共に、寒暖調整ができる服装でお越しください。
      • 試験会場で調子が悪くなった場合は、必ず試験係員にお申し出ください。
      • 発熱や咳等の症状が見受けられる等体調不良の状況にあると試験委員が判断した場合、試験途中であっても受験をお断りする場合があります。
      • 受験者のなかで感染者が判明した場合は、受験申込時にいただいた個人情報を必要に応じて保健所等の公的機関に提供する場合があります。

       

      お申し込みについてはこちらへ