平成19年度福祉住環境コーデネーター検定試験施行日程

福祉住環境コーディネーターの役割

やさしさあふれる住環境づくり

福祉住環境コーディネーターとは、高齢者や障害者に対して、住みやすい住環境を提案するアドバイザーです。
医療・福祉・建築について、体系的で、幅広い知識を身につけ、各種の専門職と連携をとりながら、クライアントに適切な住宅改修プランを提示します。
また、福祉用具や、諸施策情報などについても、アドバイスします。

福祉住環境コーディネーターの主な仕事

  • 介護保険制度下での住宅改修に係わるケアマネージャーとの連携
  • 福祉施策、福祉・保険サービスなどの情報提供
  • 福祉用具、介護用品から家具までの選択と利用法のアドバイス
  • バリアフリー住宅への新築、建て替え、リフォームにおけるコーディネート
  • ※その他、住宅のリフォームや、ボランティア活動でも活躍

各級の基準

3級

3級は、福祉と住環境の関連分野の基礎的な知識についての理解度を確認します

  • 住環境は安全でかつ安心して生活を続けるための基盤であるという認識の下に、高齢者の身体特性や、疾患別の症状と必要な介護、医療、福祉、建築および福祉用具に関する全般的な基礎知識を理解している。
  • 介護保険等の福祉に関する諸制度を理解し、併せて福祉住環境コーディネーターの社会的役割を理解している。
  • 生活の質の向上や介護者の介助力の軽減につながる住宅改修の基本的な方向性について理解している。

2級

2級は、3級レベルの知識に加え、福祉と住環境等の知識を実務に活かすために、幅広く確実な知識を身につけます。また、各専門職と連携して最適な解決策を提案できる能力を求めます。

  • 3級で理解した基礎知識をふまえ、介護、医療、福祉、建築、福祉用具に関する、より専門の知識を身につけ、それらを適用できるまで深く理解している。
  • 福祉住環境に関する様々な問題点を抽出でき、クライアントのニーズ、経済的状況、福祉制度、建築による対応、福祉用具による対応等を総合的に勘案し、各専門職と連携し最適な解決策を提案できるだけの知識・技能を有している。

1級

1級は、3級・2級で得た知識をもとに、新築や住宅改修の具体的なプランニングができ、さらに安全で快適なまちづくりへの参画など、幅広い活動ができる能力を求めます。

  • 個々の住まいにとどまらず、買い物や散歩などに出かける日常生活圏全般に、また住宅として位置付けるべき社会福祉施設(ケアハウスやグループホームなどの住関連施設)までも視野に入れた住環境整備に係わる知識・技能を有している。
  • 地域社会におけるコーディネーターとしての能力、さらに福祉のまちづくりなどにも積極的に助言できるような技量と調整力を有している。

平成19年度施行日程

検定試験名(回数) 試験日 申込登録期間 受験料
(税込)
福祉住2・3級
(第18回)
7月 8日(日) 4月24日(火)~5月25日(金) 2級 6,300円
3級 4,200円
福祉住2・3級
(第19回)
11月25日(日) 9月11日(火)~10月12日(金)

 

申込受付時間

平日午前10:00~午後6:00(土・日・祝祭日・年末年始を除く)

○福祉住環境コーディネーター検定試験は、電話及び、インターネットにて、ご登録できます。
○詳細は、東京商工会議所検定情報をご覧下さい。

○申込手続きについて
○テキスト通信販売(特定商取引)について
※複数の級をご登録される場合は、必ず併願を選択してください。
個別にご登録された場合は、別会場になることがあります。

○合格後のスキルアップ、会員相互の交流等
○福祉住環境コーディネーター協会 http://www.fjc21.org

お問合せ
東京商工会議所 検定センター
TEL:03-3989-0777
(土日・祝日・年末年始を除く 10:00~18:00)

蕨商工会議所(TEL:048-432-2655)
検定担当